絹とは紬とは

 

絹とは

 

絹は蚕(かいこ)の繭(まゆ)からとった天然繊維で、蚕が体内から吐き出

す極細の糸(1匹の蚕から約1000m)を数本揃えて糸にしたものです。

 

蚕が吐き出した糸にはセリシンと呼ばれるタンパク質が表面を覆ってお

り、それを取り除くと、フィブロインといわれる私たちが見慣れている光沢

のある美しい糸になります。

 

桑の葉をよく食べ、糸づくりに備えます。

お蚕さんが必死に糸を出しています。

 

繭に覆われ、お蚕さんが見えなくなりました。

 

いよいよ糸づくりの始まりです。。。

 

 

紬とは

 

紬の産地は日本各地に多くありますが、産地により糸のつくり方が異なります。同じ繭からつくった糸でも、糸の風合い、光沢、厚みに違いが出てき、とても同じ繭(シルク)からつくったものとはおもえないほど、差が出てきます。糸づくりは各産地の歴史・気候・文化にあった一番大事な、一番はじめの工程です。

 

  
 空気を包みこむ、温もりある結城紬 生地にはりがあり、糸の光沢が美しい大島紬

 

 

城紬の糸づくり

 

結城紬の糸は真綿(繭をお湯で煮たし、広げたもの)から糸を真っすぐ引き出した糸で、大変やわらかく、温もりのある糸です。

 

 

繭5~6個分を煮たし、広げた状態

 

指先に唾液を付け、糸を固めます

 

撚糸(ねじらず)を掛けず、真っすぐ引き出す

 

桶1杯ためるのに10日、着物1枚は桶7杯分

 

大島紬の糸づくり